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きぼーる便り

2007〜 「これからのきぼーる」

──これからきぼーるが出来ることによって、人が再び集まって、昔のような活気を取り戻すといいですね。

中村さん:大いにありますね! やっぱり、きぼーるが波及効果となったのでしょうか、近隣に43階のタワーマンションの建設が始まりました。平成21年完成予定で、約1,000人ぐらいの方がお住みになるでしょう、当然街は大きく変わります。 個人的には、自分の生活を考えていきますと、生まれてから60年続けてきた商売である履物店を閉じまして、息子がきぼーる内で飲食店をやるんです、カフェ&パスタっていうのかな(笑)。私にとっては店を辞めるタイミング、息子が後を継いで他の商売を始めるタイミングが全てうまくいった。漠然と私の商売(履物店)は長くは続かないなと、十数年前から思っていました。そのときに再開発となりましたから、見事なタイミングでしたね。

──中村さんたちの苦労の結実がきぼーるな訳ですが、これからどのように見守っていきたいですか?

中村さん:ちょっと偉そうなことを言うと、きぼーるは私のライフワークのようなもので、最後まで見届けたいと思う訳ですよ。と言っても、いつが最後になるか分かんないですけれども(笑)。ただ建物のようなハード面は時間がくれば出来上がるものですが、ソフトが大変なんですね。いろいろな科学館やプラネタリウムを視察しに行きましたけれども、なかなかもう一度行きたいという気が起きないんですよ。そのためにはプログラムに変化を加えるなり、目新しいものにしていかなければいけない、それには民間の知恵が必要だと思うのです。やっぱり公共施設といえども営利を目的としないものはだんだん廃れていくんだろうなと思うのです。営利を目的にするということは、いかに多くのお客さんに来ていただけるかということを常に考えなければいけないですからね。それには民間の力というものが今回入っていると伺っていますので、期待する部分は大きいですね。

──最後にきぼーるに関心のあるみなさんにメッセージをお願いします!

中村さん:観光バスの駐車場があるくらいですから、ぜひとも全国の幼稚園、小中学校の生徒さん、学校だけでなく大人も子供も、きぼーるに何か新しいものを探しに来て欲しいですね。

(2007年4月)

中村 知司

昭和22年千葉市吾妻町(現在の駐車場棟)に生まれ、同44年家業のみなと屋を継ぐ。再開発事業には当初より参画し副理事長と事務局長を兼任、現在は管理組合理事。(株)ミナトヤ代表取締役。 店舗はcafe & pasta portuale ave.(ポルトゥアーレ)。